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下周りで良ければ。現在私は中学二年生。黒歴史真っ盛りですが、話すのは小学生の頃のお話です。それは体育祭の帰りでした。通学路をいくらか歩いた所で、私は強烈な便意を催します。いくらか、と言っても大した距離ではありません、そうですね、百メートル位ですか。百メートル歩いたとしても、まだまだ家には着きません。残り五百メートルはあるので、この均衡を保つことは不可能と私は悟ります。ですが、近くにはコンビニエンスストアや、知り合いの家はありませんでした。いつまで経ってもぐうう、と鳴る腹、痛む腹。何とか物を出してしまわないようにと、慎重に歩いても、若干の衝撃だけで激痛が走ります。開き直って走ってしまえば良かったのかもしれませんが、当時の私にそんな度胸はありませんでした。額には汗が浮かび、下腹部は常に緊張状態です。汗を拭う気力すら失い、だらだらと汗が滴ります。家まで残りは百メートル。そこは人気のない、小さな路地でした。普段の歩幅の二分の一、ふらふらと歩む私の足取りはおぼつきません。ぐうう、ぐうう。痛みはありつつも、鎮静化したと思われた便が、最後の抵抗を起こします。腹の中で暴れ、我を外に出せ、出せ、と騒ぐ痛みは今まで体験した事もない、やるせないものでした。「うわあああああああああああああああああああああ!」声に成らない声、それを発したのはこれが最初だったのでしょう。我慢の限界に達した私が屈します。開放感やら、後悔やらが入り混じった感情に胸が一杯になった私は、涙を流しました。その後、涙を流しながら、便をズボンの穴から垂れ流しながら、家に帰ったのでした。以上です。
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